鬼の居ぬ間に
東京を中心に活動する劇団。
2012年旗揚げ。
一貫して「妖怪」をモチーフとした、明治後期から昭和中期の物語を主に上演。
街灯もなく、通信手段も確立されていない時代の中で、人はどう生きて来たのか、
暗闇をどのように捉え畏怖して来たのかを、特有の重圧的な空気感で表現する。
また、現在失われつつある前時代的なムラ社会構造や人間関係の強固な繋がりを、
昨今の不安定な社会情勢や個人の関係性の希薄さと比較し、
その変化や優劣性の再認識を訴えかけている。
「妖怪」そのものを描くのではなく、あくまで人間が伝承や対人関係に翻弄され、人が人で無くなっていく様を描く。
2014年、第三回公演『地獄篇 ―賽の河原―』(脚本・望月清一郎)にて佐藤佐吉祭優秀脚本賞受賞。
2016年、第六回公演『雪女 ―密室の行軍―』(脚本演出・望月清一郎)にて第22回劇作家協会新人戯曲賞一次選考を通過。
2017年、同作品にて、若手演出家コンクール一次選考を通過。
同年、第七回公演『土蜘蛛 ―八つ足の檻―』(脚本・望月清一郎)にて佐藤佐吉祭優秀脚本賞、優秀衣装賞受賞。
2018年、第八回公演『人魚 ―死せる花嫁―』(脚本演出・望月清一郎)にて佐藤佐吉大演劇祭in北区 えんぶ賞を受賞。
2019年、同作品が佐藤佐吉賞2018にて、優秀音響賞、優秀主演男優賞、優秀演出賞、最優秀照明賞、最優秀脚本賞を受賞。
2020年、『逆柱 ―追憶の呪い―』にて満員御礼につき、初の追加公演を実施。
望月清一郎
主宰・脚本・演出
生年月日:1987/11/16
経歴
『笑う鬼婆』より脚本デビュー。
2012年鬼の居ぬ間にを立ち上げ、以降全作品で脚本・演出を担当。
・『地獄篇 ―賽の河原―』にて、佐藤佐吉賞2014優秀脚本賞受賞
・『土蜘蛛 ―八つ足の檻―』にて、佐藤佐吉賞2017優秀脚本賞受賞
・『人魚 ―死せる花嫁―』にて、佐藤佐吉大演劇祭えんぶ賞、佐藤佐吉賞2018優秀演出賞、最優秀脚本賞受賞
・ロデオ★座★ヘヴン『日本演劇総理大臣賞』にて、佐藤佐吉賞2019最優秀演出賞受賞
宮城県出身。
2012年に劇団を旗揚げ。
以来、全ての公演で脚本・演出を担当。
民俗学、土着信仰に精通しており、妖怪をモチーフとした作品を多数発表。
近年は多方面への脚本提供を行い、ジャンル、媒体にとらわれず活動の幅を広げている。
吉田多希
生年月日 1987/06/26
血液型 AB
身長 171cm
資格 医薬品登録販売者
経歴
2008年 劇団扉座研究所入所(12期)
準座員として扉座本公演に参加
2015年 鬼の居ぬ間に所属
岡部企画
ノアノオモチャバコ
空間演技
WORLDORDER
東京夜光
等の作品に参加
https://www.instagram.com/taki_yoshida/
blog
https://ameblo.jp/gatya-gatya0626/
鬼の居ぬ間にでは、第二回公演『小豆洗い ―泥を喰らう―」より参加。
第四回公演「目々連 ―覗き込む葉―」より正式に劇団員となる。
大胆かつ繊細な芝居が持ち味。影の強い役どころを得意とする。
津金由紀
生年月日 1984/3/3
サイズ 159センチ
特技 無為に時間を過ごせること
趣味 読書・寝ること・ゲームを見ること
資格 運転免許・図書司書
経歴
大學卒業後、サークル同期が立ち上げた劇団Islandに参加。
役者と制作と衣装の三役活動。
紹介
千葉県出身。
鬼の居ぬ間にでは、第二回公演「小豆洗い ―泥を喰らう―」より参加。
以降、すべての鬼の居ぬ間にの作品に出演。
第五回公演「舞首 ―三つ巴の里―」以降、正式に劇団員となる。
現在は、番外公演の出演を主としている。本公演は制作として参加。
美吉弘恵
生年月日 1987/10/17
サイズ 158センチ
特技 ドラム
趣味 カラオケ
資格 運転免許・英検2級
経歴
・InnocentSphere「23分後」
・InnocentSphere「獅子吼~シンハナーダ~」
・カムヰヤッセン 「やわらかいヒビ」
・劇団6番シード 「Call me Call you」 他
紹介
大阪府出身。
鬼の居ぬ間にでは、第二回公演「小豆洗い ―泥を喰らう―」より参加。
第四回公演「目々連 ―覗き込む葉―」より正式に劇団員となる。
現在は、番外公演の出演を主としている。本公演は制作として参加。