此の世をば我が世とぞ思ふ望月です。
家の窓から覗くは、
雲の覆う、月の見えない空です。
小さくですが、雨も降っております。
目の前の桜の大樹は、来たる光のどけき春の日に綺麗な花を咲かせようと蕾を膨らませ始めています。
今年もきっと綺麗な花を咲かせるんだろうなあ。
そして、きっとすぐ散ってしまうんだろうなあ。
本日三月十七日をもって、瀧澤裕也が退団致しました。
旗揚げからずっと鬼の居ぬ間にの主宰として活躍してきたのですが、
一身上の都合により、当劇団を去る事に相成りました。
第五回公演を間近に控え、いつも応援してくださる皆様方に此の様なご報告をするのは大変心苦しいのですが、此度の事実の報告を先延ばしにし、主宰が不在のまま公演を打つ事等へのご心配、ご不安をお掛けするのも気が引けまして、取り急ぎご報告させて頂きました。
以後、わたくし望月が鬼の居ぬ間に主宰として、より一層芝居作りに邁進していく所存でございます。
何卒これからも一層のご支援ご厚誼を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2015年3月17日 望月清一郎
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